こちらの記事(⇒外壁塗装に向いている時期)で向いている時期を書いたのですが、逆に向いていない時期というのもありました。
そこでこちらのページでは外壁塗装の向いていない時期について私が調べたことをまとめてみました。
外壁塗装に向いていない時期
外壁塗装に向いていない時期としてあげられるのが「梅雨」「冬」でした。
理由はメーカー自体が塗料を使うための天候の条件をあげているからです。
その基準が以下になります。
- 気温が5度以下
- 湿度が85%以上
外壁塗装をするにはこの条件があるため、雨の多い梅雨、気温の低い冬が向いていない時期になってしまいます。
ただし、その時期は絶対にできない訳ではなく、実際は「雪の降り積もってしまう地域の真冬」以外は普通に塗装工事はされています。
ただし、特に梅雨の時期は注意が必要と言われています。
それは雨が多く湿度が高いために塗料が乾きにくいからです。
外壁塗装が長期的にしっかりと役割を果たしてくれるかは、塗装した塗料の乾き具合に影響されます。
具体的な工程では「下塗り、中塗り、上塗り」と最低3回は塗料を塗りつけていきます。
それぞれがしっかりと乾燥してから塗り上げていくことで塗った塗料の性能が発揮されていきます。
けれども業者によっては乾いていない状態で上から塗っていってしまってしまうことも少なくないようです。
しっかりと乾燥しないまま、上から塗ってしまい、本来10年以上保つような塗料が10年を保たずに剥がれてしまうといったトラブルが起きる可能性も無いとは言えません。
ここまで書いた内容だけ読むと、梅雨・冬に外壁塗装をするのはデメリットしか無いように見えますが、メリットもあります。
梅雨・冬に外壁塗装をするメリット
- 外壁塗装の費用を抑えられる可能性が高い
- 仕事を丁寧にしてもらえる
梅雨・冬に外壁塗装は確かに天候的に不向きと言われています。だからこそ、みんなが避ける時期でもあります。
「みんなが避ける=業者も暇」なので仕事を出来る限り入れたいという気持ちになっています。
だから他の春・秋の時期に依頼するのと比較して安い価格でできる場合が多くなっているとのこと。
外壁塗装は相場的に100万円前後の仕事なので、業者にとって仕事があった方が良いのは間違いありません。
また繁忙期だと次の仕事の予定が立て込んでしまっていて、出来る限り時間通りに仕上げようとなりがちです。
トラブルが置きたとしても依頼主がわからない部分だとごまかされたり、乾燥しきらないまま上塗りされたりする可能性もないとは言えません。
けれども梅雨・冬であればそこまで仕事が急がない可能性も高く仕事を丁寧にしてもらえるともいえます。
一概に向いていない時期だから微妙というわけでもなく、暇な時期だからこそ安く・丁寧な仕事をしてもらえるメリットもあります。
費用を抑えるのを重視するなら梅雨・冬に依頼するのもありかと思います。ただし梅雨・冬に依頼する場合、業者選びは慎重にするようにしましょう。
梅雨・冬の外壁塗装|業者選びの注意点
最初に書いたように梅雨・冬は外壁塗装に向いていない時期となっています。
理由は塗料が乾燥しにくいからです。
となると、大事なのが「しっかりと乾燥しているか?」など、施工管理がしっかりした業者を選ぶのが大事になってきます。
上にも書いたのですが、改めて書くと塗料が乾燥しないまま重ね塗りを続けると、すぐに塗料が剥がれたりなどのトラブルにつながってしまいます。
そうはいっても業者がしっかりしているのか?というのはわかりにくいのが実際のところです。そこで利用してもらいたいのがこちらのサービスです。
一見、外壁塗装の相見積もりを取って相場がわかるだけのサービスに見えるかもしれません。
しかし、このサービスの良いところはもっと違うところにあります。
それは専門アドバイザーに相談できるところです。
紹介サービス運営会社の外壁塗装専門アドバイザーが塗装業者との間に入ってもらえます。
「梅雨や冬に依頼したいけど、施工実績がしっかりとあるところを紹介してほしい」といった相談もできるし、わからない部分の質問、実際の見積もりの段階に入ってやっぱり依頼をやめたくなった時に代わりに業者に断りの連絡を入れたり等などをしてもらうことができます。
紹介される業者も、施工実績・年間施工数・設立年数などの条件をクリアしているので信頼度も高いです。
相見積もりもできるので費用を抑えるにも役立ち、冬や梅雨の時期でもしっかりと実績のある業者の紹介なども依頼できるので、梅雨・冬の外壁塗装に向いていない時期にするなら、ぜひ利用してみてください。