外壁にコケができる原因
  • 外壁を見ていたら緑色や茶色に!
  • 黒っぽいコケが生えていた!

見てみたらこのような状態になっていたらびっくりですよね。
本来壁はツルツルなのに、コケが生えていたらそうなってしまった原因を対策したくなります。

こちらの記事では外壁にコケができる原因、コケの対策について書いていますので、自宅の壁に生えていてしまっていたなら参考に読んでみてください。

外壁にコケが発生する一番の原因

外壁にコケができてしまう原因は外壁塗装の劣化が原因となっています。

コケが発生する条件に水分があります。
本来であれば外壁塗装した場合、表面に塗膜ができていて水を弾く性質(撥水性)を持っていて、撥水性のお陰で表面はすぐに乾いた状態になりコケが発生しにくくなっています。
けれども外壁塗装してから時間が経つにつれて外壁の持つ撥水性は失われていきます。

撥水性が奪われてしまい、外壁内部に水分が長時間残るようになってしまうことで、その水分を元にコケが増殖していってしまう。
これが外壁にコケが発生する仕組みとなっています。

外壁にコケを発生させるその他の環境

一番の原因は上記の外壁の劣化によるものになっています。
家の環境によっても更にコケが増えていってしまいます。
その原因には3つあります。

  1. 住んでいる地域
  2. 外壁の種類
  3. 風通しと日当たり

住んでいる地域

最初に書いたようにコケが発生する理由に「水分」があります。
海や川が側にあったりする地域などは湿度が高くなる傾向があります。
水分が多いと劣化した時に多くの水分を含んでしまうためコケを更に増加させてしまいます。

外壁の種類

外壁の種類もコケを増加させてしまう原因になります。
特にサイディング壁のデザインが関係していて、凹凸が多いものの場合その溝に水分が溜まってしまってその水分のせいでコケが発生してしまいます。

風通しと日当たり

風が通らない場所は湿気が高くなる傾向があるので、その水分が原因にもなってしまいます。

そして日当たりが無いのも水分が蒸発しにくくなるなどもあるのですが、それよりも太陽光自体がコケをやっつける働きもあるので日当たりが良ければそれだけでコケが発生しにくくなってくれます。

外壁のコケを放置しておいたらどうなるの?

外壁のコケを放置

コケはまぁいいっかと放置しておいても良いのか?と気になるところではあるのですが、放置しておくのは良くないようです。

理由は放置しておくことで更に家を劣化させる原因となってしまうからです。

放置しておくとコケは増殖していきます。
コケ自体が水分を含んでいてその水分を吸うことで更にコケが増えていきます。
さらにコケが含んでいる水分が外壁にずっと付着していることで外壁内部まで水が染みこんでいきます。

そうなると塗料が膨れてしまったり、塗料が剥がれていってしまいます。
塗料が剥がれていけば内部まで水分を染み込んで行きやすくなり内部が腐っていく原因に繋がる可能性もあります。

できればコケを発見した場合には洗浄クリーニングや業者に依頼するなどの対策をしたほうが良いのは間違い無さそうです。

外壁のコケができる原因 まとめ

ここまでの内容を簡潔にまとめてみるとこのようになります。

  1. コケは外壁の劣化が原因で生える
  2. 水分の多い住環境も原因に
  3. 放置しておくと家の劣化に繋がる

コケは植物なので放っておいても大丈夫と思うかもしれませんが、放置しておくと家の劣化につながってしまうので、気づいたら早めに対処するのが良さそうです。

別ページでコケの対処方法についてまとめますので、対処方法はそちらを参照してみてください。